またまた久しぶりの更新です。
なんとブログをサボっている間に、抗がん剤治療が終わりました!イエイ。
で、今日は、運良くチケットが当たったピンクリボン京都シンポジウムに行ってきました。
プログラムは、以下の4つ。
今まさに乳がん闘病中のわたしは、主にⅢが聞きたくて参加しました。
Ⅰ.講演『明日を拓く乳がんのチーム医療』
ピンクリボンフェスティバル公式サイト | ピンクリボンフェスティバルのオフィシャルサイトです。乳がんについて、ピンクリボンフェスティバルの概要、全国的な活動の様子やイベント情報などをお知らせします。
Ⅱ.講演『子宮頸がんの治療と予防の最新情報』
Ⅲ.講演『乳がんであることをどうやって乗り越えていけばいいのか?』
Ⅲ.講演『明るくさわやかに生きる―アグネスが見つめた生命―』
実は、難しくて分かりづらい内容を想像していたんですが、4講演ともに分かりやすくてためになりました。
乳がんのチーム医療や最新医療については、ある程度知っている内容が多かったものの、復習的に改めて聞けて安心しました。
Ⅱは、乳がんに興味があるので、子宮頸がんの話はつまらないかなーと思っていたものの、お話された小西先生が素敵な方でとても良かったです。子宮頸がんについてのほか、産婦人科医や妊娠のお話、人間のセックスについてまで語られていてアツかった。
人間は二足歩行になったために、骨盤が縮小し未熟な子供を産み、母親だけでなく家族で育児するため、発情期が無くなり、年中セックスできるようになった、という真面目な性トークを聞いた #CancerMonthKyoto2015 京大の小西先生面白い
— 二宮みさき / chira💫CancerWith COO (@chira_rhythm55) 2015年10月24日
そして気になっていたⅢの『乳がんであることをどうやって乗り越えていけばいいのか?』は、想像通り、とてもためになりました。
乳がん患者の方や家族に参考になりそうな点を、メモ程度ですが載せておきます。
- 乳がん患者の30%、乳がん患者の夫が40%程度、うつ病・適応障害になる
- それを防いだり改善するにはスポーツが良い
- 主治医や家族は、患者の精神疾患に気づきにくい
- 1つは、自分の患者(家族)が精神疾患なはずがない(そうあってほしくない)という思い込みが強い
- 2つは、がんなんだから悲しい・つらいのは仕方ない、という思いがある
- だから患者は自分で気づく必要がある
- ホルモン療法では、特にうつになりやすい
- そしてそれを主治医が伝えることは少ない
- 治療をしながらうつ病を治すことはできる
ところで、こちらはいただいたグッズたち。
トートバッグにプリントされたモモは、インターネットの人間からするとポストペットのイメージが強過ぎるんだけど、いつの間にか社会貢献活動をしていて出世した感じがします。
ピンクのボトルは SLAN DE CABRAS というミネラルウォーターらしい*1。